研究トピックス
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2021.06.30最近の論文から細胞質の顆粒状構造が減数分裂の進行を制御すでに北大のプレスリリースでも公開されています通り、生殖発生生物学系の小谷友也先生の研究グループが、マウス卵形成における新たな制御機構を発見し、論文発表しました。本研究は、当学科出身で当時は大学院生命科学院博士課程だった...
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2021.05.11最近の論文から植物が栄養環境に応じて花を咲かせる仕組みを解明形態機能学系の佐藤長緒先生の研究グループは、ワシントン大学(アメリカ合衆国)、東京大学、京都大学、名古屋大学、マックス・プランク植物育種学研究所(ドイツ)、埼玉大学、ルーベン・カトリック大学(ベルギー)、国立研究開発法...
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2021.05.06最近の論文からカモノハシとハリモグラの全ゲノム解読に成功!インタビューがNatureダイジェストに掲載されました生態遺伝学系の早川卓志先生が参加したカモノハシとハリモグラの国際ゲノムプロジェクトの成果が、Nature誌に発表され、本年1月に北大のプレスリリースで紹介されました。今回、このプロジェクトについてのインタビュー記事が、N...
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2021.04.30最近の論文から南極大陸の海岸の砂の中から新種のセンチュウを発見多様性生物学・進化学系の嶋田大輔博士(理学研究院研究員)と角井敬知先生のグループは、慶應義塾大学、国立極地研究所との共同研究で、南極で新種の海産センチュウを2種発見して、論文発表しました。これまで解明が進んでいない南極・...
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2021.04.14最近の論文から日本人類学会のヤポネシア特集号に鈴木教授の論文が掲載されました日本人類学会の機関誌「Anthropological Science」のヤポネシアゲノム特集号に、生態遺伝学系の鈴木仁教授の論文が掲載されました。ミトコンドリアDNAの解析から小型げっ歯類の進化速度を評価することで、先史...
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2021.03.24最近の論文から亜熱帯島嶼のフクロウの個体群動態を最新統計手法で解明多様性生物学講座の髙木昌興教授らの研究グループは、大阪市立大学の学生諸氏と共同で、沖縄県南大東島に生息するフクロウ科の一種リュウキュウコノハズクの詳細な個体群動態の解明に成功しました。本研究には当学科に関連する大学院の博...
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2020.12.03最近の論文から鳥類の性分化に働く遺伝子の共通パターンを発見~ニホンウズラが性分化研究に有用であることを証明~生殖発生学系の黒岩麻里教授、水島秀成助教らの研究グループは、東京工業大学、東京大学の研究グループと共同で、ニホンウズラ(以下、ウズラ)の性分化に働く遺伝子群の発現プロファイリングを行い、性分化に働く遺伝子に共通した発現パ...
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2020.11.19最近の論文からメスコオロギがオスの呼び歌に近づく過程を解明〜オスへのアプローチはあの手この手〜行動神経学系の小川教授らの研究グループは、コオロギを用いてメスがオスにアプローチする行動のメカニズムに関する興味深い発見をし、論文発表しました。北大のプレスリリースでも紹介されているほか、北海道新聞でも紹介されました。以...
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2020.10.07最近の論文から柁原准教授のグループがヒモムシの新種を発見しました本学科を平成29年度に卒業した波々伯部夏美さん(現在東京大学三崎臨海臨海実験所博士課程1年生)は北大理学院修士課程在籍中の2018年8月にパナマのボカス・デル・トロにあるスミソニアン熱帯研究所で開催された「紐形動物の分類...
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2020.07.27最近の論文から学生実習で新種ヒモムシ発見!当学科では野外で実施される魅力的な実習が用意されています。今回そのような3年生対象の学生実習の一つ「臨海実習I」に参加した学生さんたちが採集した標本に新種が含まれることがわかり、多様性生物学・進化学系の柁原宏准教授が記載...
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2020.06.13最近の論文から栄養ストレスに応じた植物細胞内リン酸化シグナルダイナミクスを網羅的に解明形態機能学系の佐藤長緒先生と山口淳二先生らの研究グループは、植物の栄養ストレス応答に関する新しい知見を論文発表しました。詳しい日本語解説はこちらから読むこともできますが、以下、佐藤先生による解説です。 私達...
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2020.04.27最近の論文から鳥類の免疫遺伝子が配偶者選択に影響する多様性生物学系の高木昌興教授の研究グループは、鳥類において免疫遺伝子であるMHCが配偶者選択に影響を与えるという非常に興味深い発見をし、論文発表しました。詳細は北大のプレスリリースでも見ることができます。 鳥類の生態学・...