新型コロナウイルス感染症の蔓延予防に関する理学院長メッセージ【423日】

2020年4月23日

2020年4月23日

理学院生の皆さんへ

理学院長 網塚 浩

北海道大学では、構成員の健康を守るため、また新型コロナウイルス感染症の拡大抑制のために北海道大学の行動指針(BCP)をレベル3に引き上げ、当面の対応指針を「北大生の皆さんへ」として発表しました。
https://www2.sci.hokudai.ac.jp/gs/wp/wp-content/uploads/2020/07/20200421_noticeBCP3_student.pdf

これに関連して、4月10日発信の皆さんへのメッセージにかえて、理学院として当面の間、以下の対応を行うものとします。

  1. 移動について
    • 全ての理学院生は当面の間、許可無く大学キャンパスへの入構は出来ません。
    • 現在、道外に滞在中の方は、札幌への移動は極力見合わせてください。
    • 道内に滞在中の方は、他都道府県や道内他地域への不要不急の往来を行わないでください。
  2. 5月11日以降の授業について
    • 2020年度第1学期の授業は、全て遠隔授業(オンライン)により実施します。
    • 理学院生用の遠隔授業に関するガイド「北海道大学理学部・大学院理学院の学生の皆さんへ(2020年度1学期・春タームの授業について)」は理学情報システムでお知らせしています。良く読んで準備をしてください。遠隔授業に関して質問がある場合には、ガイド内に示されている各専攻・講座の担当者に問い合わせてください。
    • 授業に関するお知らせは、理学情報システム、ELMSを通じてお知らせしますので定期的にチェックしてください。
      理学情報システム
      ELMS( https://www.hokudai.ac.jp/gakusei/instruction-info/elms/ )
    • 道外に滞在中の方は、滞在地のインターネット環境を利用して受講してください。
  3. 学修・大学生活に関する質問など
    • レベル3の発令により、理学院の教務担当事務室の窓口も閉鎖しています。学修や各種手続き等に関する質問がありましたら、大学院教育担当までメール(r-gakuin(at)sci.hokudai.ac.jp)で問い合わせてください。
  4. 研究活動について
    • 修士論文・博士論文作成のため、学生本人が行わなければならない実験研究等において、やむを得ず入構しなければならない作業については、指導教員を通じて学院長に事前申請し、許可を得る必要があります。真に必要性が高い場合に限る例外措置となりますので、作業環境や通学時の安全性を考慮して、指導教員とよく相談するようにしてください。
  5. 学生生活相談室について
    • 理学研究院には学生生活相談室が設置されています。現在は,新型コロナウイルス感染防止の観点から、対面ではなく、メール相談または電話相談のみを実施しています。臨床心理士のカウンセラーが気軽に相談に乗ってくれます。心配や不安な事などがあれば、メール(nayami(at)sci.hokudai.ac.jp)で、電話相談の予約をおこなってください。メールだけでの相談も受け付けています。詳細は、https://www2.sci.hokudai.ac.jp/counseling#ss01 をご覧ください。

ウイルスとの闘いは依然として先が見通せず、もどかしい日々を過ごさなければならない状況が続いています。先ずはご自身と周囲の方の健康維持を大切にしてください。心を穏やかに過ごすためには生活リズムの維持が最も重要と言われます。今こそ自律した生活を強く意識して、この難局の中にもポジティブな要素を見出せる心の余裕を作り、知恵を絞って今できることに取り組みましょう。理学院スタッフ一同も全力で皆さんのサポートにあたります。