理学院の特長

理学院概要・方針

理学院概要

自然科学の深化と多様化は21世紀に入ってますます加速され、新たな学際的研究分野を生み出すとともに、さまざまな先端的科学技術を創出しています。また、社会からは、基礎から応用に至る自然科学研究の更なる強化と次代の科学技術を担う人材の育成が望まれています。

基礎自然科学の教育と研究を担う理学院は、この学問的流れや社会的ニーズに対応するため、平成18年度より、他学院との連携を図りながら改組を進め、現在、自然科学の中でもより基礎的・純粋理学的側面からの教育・研究に重点を置く数学専攻、宇宙理学専攻、物性物理学専攻、自然史科学専攻の4専攻で構成されています。

理学院の使命は、自然科学に対する先端的な専門的知識と広い視野を持ち、深い洞察から問題の本質を見極める能力を備え、真理の解明や課題の解決のために独創的な研究を推進できる人材を育成することにあります。大学などの教育・研究機関はもとより、広く公的機関や民間企業において、理学院で培われたこの高度な専門知識と研究能力を発揮し、活躍できる人材を養成することを目指しています。

基本方針

社会に貢献する新技術の多くは基礎的な科学教育に基づくものであり、理学院においては実学志向の他の学院とは異なる視点での大学院教育が必要となります。具体的には、各種の国家資格を目指した教育ではなく、以下のような能力を培う教育を実践します。

  1. 将来の基礎科学研究と高等科学教育を担うことができる。
  2. 民間企業において先端的科学知識を生かし、イノベーション創出に貢献することができる。
  3. 地方自治体や小中高校において基礎自然科学と数学の各領域を深く学んだ知識を生かし、主体性と適応性を持って活躍することができる。
  4. 科学の基礎と先端的科学研究の成果を分かりやすく一般に伝えることができる。
※1 優れた業績を上げた者については、1年以上の在籍で修了が認められる場合がある。
※2 優れた業績を上げた者については、修士課程を含む3年以上の大学院への在籍で修了が認められる場合がある。
※3 日本学術振興会特別研究員制度ホームページ(https://www.jsps.go.jp/j-pd/)

カリキュラムマップ

カリキュラムマップの定義

教育課程を体系的に示したもので、科目の順次性を示した表に、各学部・学科、研究科等の学位授与の方針(ディプロマ・ポリシー)を対応させた表のこと。

修士(博士前期)課程

※専攻名をクリックしてPDFをダウンロードしてください  

博士後期課程

※専攻名をクリックしてPDFをダウンロードしてください

「学生の外国語能力向上に関する取組」及び
「学生の国際性を涵養できた実例」

下記PDFをご参照ください。

「学生の外国語能力向上に関する取組」及び「学生の国際性を涵養できた実例」