2020年7月13日
理学院生の皆さんへ
理学院長 網塚 浩
新型コロナウイルス感染拡大防止のためにご協力いただきありがとうございます。この度,本学の新型コロナウイルス感染防止のための行動指針(BCP)をレベル2(制限・中)からレベル1(制限・小)に引き下げました。
https://www.hokudai.ac.jp/covid-19/students.html
これに関連して,6月2日発信の皆さんへのメッセージにかえて,理学院として当面の間,以下の対応を行うものとします。
1.移動について
- 6月19日以降,都道府県をまたぐ移動は自由化されています。出張や就職活動など,移動が必用な方は,感染予防に十分留意して慎重に行うようにしてください。また,指導教員に行き先と期間を必ず伝えるようにしてください。
- 北海道が「新型コロナウイルス感染症対策に関する基本方針」を7月10日よりステップ3に移行したことを受け,本学では学生の皆さんの通学圏への移動を求めています。理学院も本学の方針に則り,皆さんの通学圏への移動をお願いいたします。
2.大学キャンパスへの来訪について
- 大学キャンパスへの来訪は必要最小限に留めてください
- 理学部エリアの建物については,総合博物館の入館規制との関係で,終日施錠する建物(2号館,5号館)と昼間の時間帯は入口を開放する建物があります(2,5号館以外)。2,5号館への入館が必要な場合には学生証を用いて解錠してください。
- 各館内ではマスクを着用してください。
3. レベル1における授業について
- 第1学期中は,原則全ての講義はオンラインで実施します。一部で対面での演習・実験・実習等が実施される可能性があります。所属専攻・講座および講義の担当者からの指示に従ってください。
- 理学院生用の遠隔授業に関するガイド「北海道大学理学部・大学院理学院の学生の皆さんへ(2020年度1学期・春タームの授業について)」は引き続き理学情報システムでお知らせしています。遠隔授業に関して質問がある場合には,ガイド内に示されている各専攻・講座の担当者に問い合わせてください。
- 授業に関するお知らせは,理学情報システムを通じてお知らせしますので定期的にチェックしてください。
https://www.sci.hokudai.ac.jp/jimu_renraku/
4. 研究活動について
- 指導教員の許可のもと,感染拡大に最大限配慮して研究活動を行うことができます。密閉する,密集する,近距離での会話等を行う環境になっていないかを確認し,可能な限り現場での滞在時間を減らすよう努めてください。
- 野外で行う研究についても,指導教員の許可を得て,移動時など人との密な接触となる環境を避け,感染防止対策に十分配慮して行ってください。
5.学修・大学生活に関する質問など
- 学修や各種手続きに関する質問がありましたら,大学院教育担当までメール(r-gakuin(at)sci.hokudai.ac.jp)で問い合わせてください。
- 窓口への訪問が必要な場合には,窓口で指示される感染防止ルールに従って行動してください。
6.学生生活相談室について
- 理学研究院には学生生活相談室が設置されています。現在は,対面ではなく,メール相談または電話相談のみを実施しています。臨床心理士のカウンセラーが相談に乗ってくれます。心配や不安な事などがあれば,気軽にメール(nayami(at)sci.hokudai.ac.jp)で電話相談の予約をおこなってください。メールだけでの相談も受け付けています。詳細は,https://www2.sci.hokudai.ac.jp/faculty/counseling をご覧ください。
今回,制限レベルが1となり,オンライン授業は継続されるものの,研究活動のために登校する機会が増えるものと思われます。実験等の作業の際には,感染防止対策に十分注意するように心がけてください。また,検温や健康チェック等,日々の体調管理にも留意しましょう。大学での研究活動時間が減り,特に卒業年次の学生の皆さんには不安も多いことと思います。一人で抱え込まず,主あるいは副指導教員と修了までの研究計画についてよく相談するようにしてください。難しい対応と判断が迫られる状況がまだしばらく続きますが,引き続き理解と協力をお願いいたします。