【 Ph.Discover 】博士(Ph.D.)産業界の橋渡しのために、大学と企業に求められる役割を考える

2020年1月31日
開催日: 2020年2月16日

10数年ほど前まで(今も)は、博士課程に進学したら研究職に就くことが常識と思われていましたが、現在は多様なキャリアパスを選択することができます。事実、国内外の企業では多数の博士人材や高い専門知識を持った人たちが活躍しています。一方で、博士課程への進学を迷う学生、その親御さんはメディアから流れる偏った情報から、進学希望を諦め、高い専門性を持った優秀な人材を大学として社会に送り出すことが難しい状況が懸念されています。高度な専門性を習得したPh.D.は世界共通のライセンスであり、どんな分野に進んでも活躍できる時代を迎えようとしていることを、各界で活躍されているみなさんが議論します。

概要

日時 2020年2月16日(日)14:00〜18:00(懇親会含む)
場所 contact(札幌市中央区南2条西5丁目26-4/011-522-5548)
対象 大学院生/学部生/大学教職員/社会人(一般)
参加 定員:25名/無料/フォーム(※)から参加申し込みをして下さい。
※定員に達しましたので、受付を終了いたしました。

スピーカー

  • 人見 尊志氏(日本オラクル株式会社 ソリューションエンジニアリング本部長)
  • 倉 千晴氏(株式会社神戸製鋼所/Ph.D.)
  • 高橋 陸氏(NTT物性科学基礎研究所/Ph.D.)
  • 伊勢田 一也氏(旭化成株式会社人事部/Ph.D.)
  • 吉原 拓也(北海道大学人材育成本部特任教授)
  • 中垣 俊之(北海道大学教授/電子科学研所 所長)
  • 正宗 淳(北海道大学理学研究院教授)
  • 石森 浩一郎(北海道大学理学研究院教授/Ph.Discoverプロジェクト代表)

進行

  • 丸 幸弘氏(株式会社リバネス代表取締役CEO/Ph.D.)
  • 加藤 真樹 (北海道大学主任URA/Ph.D.)
  • 大津 珠子 (北海道大学理学研究院准教授)

プログラム

[第一部]
・14:00 〜 イベントスタート/挨拶/座談会
・16:20 〜 全体総括/閉会挨拶
[第二部]
・16:30 〜 懇親会/アフタートーク
・18:00   終了

主催: 北海道大学博士課程物質科学リーディングプログラム
共催: 北海道大学理学部/大学院理学研究院/大学院理学院
協賛: 北海道大学数理・データサイエンス教育研究センター
協力: 北海道大学電子科学研究所/北海道大学人材育成本部

ちらしはこちらからダウンロードしてください。

理工系大学院教育改革「Ph.Discoverプロジェクト」について

北海道大学理工系博士後期課程では、高度な専門性を修得した学生が毎年200人以上学位を取得しております。博士のキャリアパスとして10年ほど前までは大学や公的研究機関に職を求めるのが常例となっていましたが、多様な専門性を生かせる社会を目指して、キャリアパスの拡張に大学・学生・企業の期待が高まってきております。そこで、大学院教育を見直し、高度な専門性を企業人として生かせる博士の育成を目指す「理工系大学院教育改革プロジェクトPh.Discover(ピーエイチディスカバー)」を発足することにしました。このプロジェクトは、大学だけでなく、学生、修了生、企業と共に大学院教育の未来を考え、博士人材の可能性をDiscoverしていく取組みでです。今回はプロジェクト発足にあわせたキックオフイベントととして位置づけます。