多様性生物学分野・増田隆一教授の研究室の博士後期課程大学院生・遠藤優さん(理学院 自然史科学専攻 多様性生物学講座IV)が、理学部生物科学科生物学専修4年生時に研究実習として取り組んだ成果を英文雑誌 ”Mammal Study“ に発表しました。この度、その論文が、2021年度日本哺乳類学会論文賞を受賞しました。
以下、遠藤優さんによる解説です。
論文内容:日本では外来種と考えられているハクビシンのミトコンドリアDNAを調べることによって、ハクビシンが日本にいつ、どこから移入し、どのように分散したのかを、過去の分布情報やこれまでのDNA分析の結果と照らし合わせることで明らかにしました。