キンカチョウ (zebra finch)
キンカチョウは“motif(モチーフ)”とよばれる3~6個の異なる音素が一つのセットとなった囀りを行います。さえずりのパターンをアルファベットで符号化すると、[(ABCD) (ABCD) (ABCD)…..]となる定型的順列配列を示していることがわかります。どのような音素を取り入れるか、それらをどの順序でさえずるのか。それを親鳥たちから学習し、自分で発声練習を繰り返すことで自己のさえずりパターンを完成させているのです。(和多和宏)