博士論文に係る評価基準
基本要件
- 博士論文は、博士の学位を申請する者が北海道大学大学院ディプロマ・ポリシー及び理学院ディプロマ・ポリシーが求める学力、能力、資質を修得したことを示す十分な学術的価値を有するものでなければならない。
- 博士論文は、申請者の単著であることを原則とし、申請者以外の論文ないし研究発表の独自性やアイディアを盗用してはならない。
- 博士論文は、著作権、肖像権等の法律で認められている他者の権利を侵害してはならない。
- 博士論文は、「北海道大学における科学者の行動規範」に則って適正に行われた研究に基づき作成されたものでなければならない。
論文の構成
博士論文は、次の要件を満たす構成とする。ただし、専攻分野における研究および修学内容の特性を反映した項目の追加および変更は、各専攻に一任される。
- 題目が適切であること。
- 研究の背景と目的、また必要に応じて方法が明確に記述されていること。
- 数式、図表等の使用が適切になされていること。
- 考察が適切になされていること。
- 結論が論理的に正しく導出されていること。
- 文献の引用が適切に行われていること。
- 章立てが適切に行われていること。
内容
博士論文の審査にあたっては、以下の点を考慮し評価する。ただし、専攻分野における研究内容の特性を反映した項目の追加および変更は、各専攻に一任される。
- 当該分野の学術研究の発展に資する研究結果を含み、その新規性が明示されている。
- 研究課題が先行研究を踏まえて適切に設定されている。
- 論文構成が上記2に従って適切である。
修士論文に係る評価基準
基本要件
- 修士論文は、修士の学位を申請する者が北海道大学大学院ディプロマ・ポリシー及び理学院ディプロマ・ポリシーが求める学識並びに科学的洞察力及び論理的思考力を修得したことを示すものでなければならない。
- 修士論文は、申請者の単著であることを原則とし、申請者以外の論文ないし研究発表の独自性やアイディアを盗用してはならない。
- 修士論文は、著作権、肖像権等の法律で認められている他者の権利を侵害してはならない。
- 修士論文は、「北海道大学における科学者の行動規範」に則って適正に行われた研究に基づき作成された学位論文、もしくは学修に基づき作成された総合報告でなければならない。
論文の構成
修士論文は、次の要件を満たす構成とする。ただし、専攻分野における研究および修学内容の特性を反映した項目の追加および変更は、各専攻に一任される。
- 題目が適切であること。
- 研究あるいは総合報告の背景と目的、また必要に応じて方法が明確に記述されていること。
- 数式、図表等の使用が適切になされていること。
- 考察が適切になされていること。
- 結論が論理的に正しく導出されていること。
- 文献の引用が適切に行われていること。
- 章立てが適切に行われていること。
内容
修士論文の審査にあたっては、以下の点を考慮し評価する。ただし、専攻分野における研究および修学内容の特性を反映した項目の追加および変更は、各専攻に一任される。
- 当該分野における新たな研究成果もしくは十分な修学成果を含んでいる。
- 研究課題が先行研究を踏まえて適切に設定されている。
- 論文構成が上記2に従って適切である。