研究トピックス
2023年
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2023.12.06最近の論文からメッセンジャーRNAが短くなり動物が産まれる ~受精後の発生の仕組み解明に期待~北海道大学理学研究院の小谷友也准教授、大学院生命科学院博士課程(当時)の高田裕貴さん、大学院生命科学院博士・修士課程のFierro Ludivine さん、佐藤圭祐さん、眞田崇弘さん、石井晏和さんたちは、成熟mRNAが短...
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2023.10.26最近の論文から「細胞の中」から「根の外」を制御!?アブラナ科特異的なオルガネラ ER Bodyによる根圏微生物叢の制御を発見!北海道大学理学部の中野亮平教授らのグループは,ヤギェウォ大学の山田健志主任研究員,ポーランド科学アカデミーのPaweł Bednarek教授らとの共同研究により,アブラナ科植物が根圏の常在微生物叢(マイクロバイオータ[1...
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2023.07.19最近の論文から動物の運動状態による逃避行動への影響を解明行動神経生物学系の小川宏人先生らの研究グループは、コオロギの逃避行動が脅威刺激を受けたときの運動状態によって変化することを明らかにしました。この論文は本学科の卒業生である木内秀和くん(2022年3月生命科学院修了)の研...
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2023.05.21最近の論文からオスカー(oskar)遺伝子は転写因子Crebに働きかけて長期記憶を制御する行動神経生物学系の水波誠先生(2023年3月退職。現名誉教授および電子科学研究所客員研究員)の研究グループは、ハーバード大学エクスタバー・キャサンドラ(Extavoir Cassandra)教授のグループとの共同研究によ...
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2023.05.07最近の論文から昆虫の社会学習においてオクトパミンニューロンは報酬情報を伝える:昆虫にも「ミラーニューロン」があるのか?行動神経生物学系の水波誠先生(2023年3月退職。現名誉教授および電子科学研究所客員研究員)の研究グループは、フタホシコオロギの社会学習についての論文を発表しました。大学院生の瀬木優真と橋本光平が行なった研究で、コオロギ...
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2023.01.03最近の論文からRNA指令型DNAメチル化によるトランスポゾンの転移制御機構を解明形態機能学系の伊藤秀臣先生の研究グループは、シロイヌナズナを用いて、DNAメチル化によるトランスポゾンの転移制御についての新しい知見を発表しました。この論文は博士課程1年生の牛 小蛍さんの研究成果であり、北大のプレスリリ...