地球上には約10000種(既記載種3900)のショウジョウバエが生息していると考えられており、その生活も、果物食、草本食、キノコ食、肉食(ブユの幼虫を食べる)など、きわめて多様である。
遺伝学の研究材料にとどまらず、様々な研究分野のモデル動物として利用されています。膨大な数の突然変異系統と、豊富な遺伝学的解析手法の蓄積があり、世界中の研究者の間で共有されています。(吉田磨仁)
ショウジョウバエ科に属するハエの総称で、目が赤いこと、お酒に集まることから、顔が赤くて酒好きの妖怪「猩々」にちなんで名付けられたそうです。現在までに3千種以上が記載され、生態的にも非常に多様性が高いことが知られています。(加藤徹)