生き物紹介

ギンブナ

日本各地に普通に見られるフナで、三倍体の個体が存在します。三倍体は全て雌で、卵は受精して発生しますが、精子由来の遺伝子は排除されるため、生まれる子は母親と全く同じ遺伝子をもつクローンになります。この特殊な生殖は「雌性発生」と呼ばれています。(山下正兼)