研究トピックス
2017年
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2017.04.05最近の論文からCa2+シグナルが植物体内の栄養バランス統合シグナルとして働くことを発見形態機能学系の山口淳二先生と佐藤長緒先生のグループが、植物の栄養バランスを調節するための新しいメカニズムを発見して論文発表しました。本学科出身の安田盛貴博士が中心的な役割を果たした成果となっています。以下、佐藤先生による...
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2017.03.03最近の論文から硝酸誘導性の植物成長促進を制御する鍵因子BT1/2を単離形態機能学系の佐藤長緒先生と山口淳二先生のグループが、植物の硝酸応答に関する新しい発見を論文発表しました。東京大学の柳澤博士との共同研究となっています。以下、佐藤先生による解説です。 植物は、土壌中の無機窒素を同化するこ...
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2017.02.02最近の論文からニワトリ胚の卵巣発達には男性ホルモンが重要生殖発生生物学分野の黒岩麻里教授のグループが、ニワトリの卵巣発達と男性ホルモンの関係について明らかにしました。以下、黒岩先生による解説です。 男性(雄性)ホルモンは、オスらしさをつくるために重要な働きをもちます。ニワトリ...
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2017.01.23最近の論文から未分化細胞を介したトランスポゾンの転移誘導に成功!形態機能学系の伊藤秀臣助教を中心とする研究グループは、環境ストレスで活性化するトランスポゾン(用語解説はこちら)の転移誘導に成功しました。自然界でこのトランスポゾンは37℃程の高温に反応して転写が活性化します。しかし、転...