研究トピックス

南極大陸の海岸の砂の中から新種のセンチュウを発見

関連教員

多様性生物学・進化学系の嶋田大輔博士(理学研究院研究員)と角井敬知先生のグループは、慶應義塾大学、国立極地研究所との共同研究で、南極で新種の海産センチュウを2種発見して、論文発表しました。これまで解明が進んでいない南極・昭和基地周辺に生息する海産無脊椎動物の多様性の解明に貢献する成果です。詳細は北大のプレスリリースの記事をご覧ください。

今回発見した2新種のうちの1種、Odontophora odontophoroidesの雄の標本写真

 

発表論文:Daisuke Shimada, Atsushi C. Suzuki, Megumu Tsujimoto, Satoshi Imura, Keiichi Kakui (2021) Two New Species of Free-living Marine Nematodes (Nematoda: Axonolaimidae and Tripyloididae) from the Coast of Antarctica. Species Diversity 26: 49-63 (DOI: https://doi.org/10.12782/specdiv.26.49)