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水波研究室の加藤巧さんが日本比較生理生化学会で優秀発表賞を受賞

行動神経生物学系・水波研究室の博士課程2年・加藤巧さんが、2016年9月2日~4日に東京都町田市の玉川大学で行われた日本比較生理生化学会において、優秀発表論文賞(大会委員長賞)を受賞しました。発表した研究は、「Aggregation pheromone processing in a cockroach brain」という題で、ワモンゴキブリ脳の触角葉(一次嗅覚中枢)から前大脳のキノコ体と側角(2次嗅覚中枢)に投射する約200本の投射ニューロンの大部分から記録をとり、集合フェロモンに特異的に反応する投射ニューロンの存在を突き止めた研究です。200個ものニューロンの網羅的な同定に挑戦した研究姿勢が評価されました。

%e5%8a%a0%e8%97%a4%e3%81%8f%e3%82%932016年9月3日、玉川大学にて。