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倉先生がひらめきときめきサイエンス推進賞を受賞!

北方圏フィールド科学センターの四ツ倉典滋先生が平成28年度日本学術振興会「ひらめき☆ときめきサイエンス推進賞」を受賞しました。この賞は「我が国の将来を担う子どもたちの科学する心を育み知的好奇心の向上に大きく貢献した研究者を讃えるとともに、科学研究費助成事業による研究成果を積極的に社会・国民に発信することを奨励するために」活動した研究者を表彰するものです。

四ツ倉先生は平成23年度より毎年夏に、札幌近郊の小学5・6年生を対象とした実習を忍路臨海実験所にて行い、今年も7月30日に「森の海の調査隊~おしょろの“こんぶ”の将来は!?」というタイトルで実施しています。この実習を通して、こんぶが暮らす環境についての理解を深めてもらうと同時に、将来に向けた問題点についても考えてもらっています。この実習を受けた子供たちが将来の日本を担う人材となる大きな助けとなっているのは間違いないでしょう。

四ツ倉先生ご本人からは次のようなコメントをいただいています。「今回このような賞をいただき光栄です。これもひとえに、忍路臨海実験所においてプログラムの実施にご協力いただいた先生方や事務職員の皆様、さらに実験所関係者の皆様のお力添えのおかげと深く感謝しております。今後もフィールド研究の成果や魅力を広く社会に伝えていきたいと思います。」

実習風景mod