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高橋直美さんがゴキブリニューロン研究で最優秀発表賞を受賞

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行動神経生物学系・水波研究室の博士大学院生・高橋直美さんが、12月11日~13日に広島市で行われたCompBiol 2015(日本比較生理生化学会・日本比較内分泌学会合同大会)において、日本比較生理生化学会最優秀発表論文賞(会長賞)を受賞しました。発表した研究は、「Complete identification of four types of calycal giant interneurons in an insect brain」という題で、ワモンゴキブリ脳のキノコ体(連合中枢)に投射するGABA免疫陽性ニューロンについて、細胞内記録・染色法によって調べ、1つ1つのニューロンの形態や匂い刺激への応答の特徴の違いを明らかにした研究で、その丹念な研究ぶりが高く評価されました。

なお、高橋さんは本研究にあたって北海道大学大学院理学研究院研究者養成支援金の支援を受けました。この支援に深く感謝するということでした。