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大沼亮君が10回国際藻類学会議でPapenfuss Award受賞

 2013年8月4~10日に米国フロリダ州オーランドで開催された「第10回国際藻類学会議 10th International Phycological Congress」において、大学院生の大沼亮君(多様性生物学講座II 堀口研究室)がThe George F. Papenfuss Award(最優秀ポスター賞)を受賞しました。演題は次のとおりです。
ULTRASTRUCTURAL AND PHYLOGENETIC STUDIES OF THE UNARMORED KLEPTOCHLOROPLASTIDIC DINOFLAGELLATES
Ryo Onuma, Kunihiko Watanabe, Takeo Horiguchi
Onuma rewarding.jpg受賞後に国際藻類学会長Joe Zuccarello氏と大沼くん。
 国際藻類学会議は4年に1回開催される大会で,今年の大会には40カ国からおよそ400名の藻類学者が参加しました。本賞は故George F. Papenfuss教授を記念して設けられたもので,カテゴリー毎に最も優秀なポスターを表彰するものです。大沼さんは無殻渦鞭毛藻類における盗葉緑体の構造変化およびそのような現象を示す渦鞭毛藻類の進化的起源を解明した研究成果を発表し,その精緻な仕事ぶりが評価され,見事「微細藻類研究部門」において受賞されました。おめでとうございます。そして今後のさらなる飛躍を期待します。
Onuma explaining.jpgIPC10にてポスター説明中の大沼君。