北大代数解析セミナー: 連続関数全体の差分代数的構造, 西岡 斉治 氏

 Time：10:30-12:00

Place：Faculty of Science Building  #3, Room 307

Speaker：西岡 斉治 氏  (山形大学)

Title：連続関数全体の差分代数的構造

Abstract: 

ミクシンスキーの演算子法における、区間t>=0上の複素数値連続関数全体Cの商体Q(C)は、和と合成積による体である。本発表では、Q(C)に対して定義される変換作用素を紹介し、それらによって通常の差分体だけでなくq差分体とマーラー型差分体の構造も現れることを示す。

 

本セミナーは「幾何構造と可積分系セミナー」との共催です。

Organizer: 梅田 陽子, 坂本 龍亮, 西田 竜葵