表現論セミナー principal nilpotent tuplesに付随する超幾何系とその合流操作について（武田 裕康）

武田 裕康 (北海道大学理学研究院)

Gauss超幾何関数は合流操作により他の特殊関数に変形できる。木村弘信氏、高野恭一氏によりこの合流操作が一般線形リー代数$gl(n,\Bbb{C})$の正則元の極限を取る操作と対応することが示された。本講演では齋藤睦教授との共同研究で定義した正則冪零元の一般化であるprincipal
nilpotent p-tupleとこれに付随する超幾何系を紹介し、現段階の研究結果について述べる。

(対面のみ開催)