研究トピックス
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Mar 22, 2016最近の論文からカイコ絹糸腺ではHox遺伝子が絹糸遺伝子の領域特異的発現を制御している形態機能学系の滝谷重治准教授の研究室では、カイコが繭をつくる際に絹糸タンパク質をどのようにして発現するのかについて研究しています。このたび、その調節メカニズムの概要を解明して北海道大学のプレスリリースに発表しました。カイ...
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Aug 18, 2015最近の論文から植物の生活史研究から芽生えた地方自治体との絆生態遺伝学系の大原研究室では、さまざまな野生植物を対象にその生活史(生き方)研究を進めることにより、その植物が多様な環境(生物的・物理的)に適応して進化してきたことを明らかにしてきました。 そして、10年前からこれまでの...
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Jun 06, 2014いきものがたりマウス ~生と死のバランス:神経ネットワークをつくる細胞はどのように生き、どのように死んでいくのか~生き物の形態形成の過程では「予定された」細胞死が起こります。生き延びる細胞と死んでいく細胞の違いは?神経細胞の生と死のメカニズムを司る分子の研究について小池達郎先生にお話を伺いました。 【Q】=インタビュアー 実験動物と...
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Jun 06, 2014いきものがたりテントウムシ ~「種分化」の瞬間に立ち会う~ヨーロッパでは「幸運のシンボル」としてテントウムシをモチーフにしたグッズやアクセサリーをよく見かけます。北海道大学の片倉晴雄先生の研究室でも、そんなテントウムシグッズたちがたくさん出迎えてくれます。今回は、昆虫を通して生...
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Jun 06, 2014いきものがたりメダカ ~「種」を探る~「めだかの学校は川の中~♪」と歌われているように、メダカは川に住んでいる淡水魚だと思っていませんか。ところが、河口近くの塩分を含んだ水の中で暮らしているメダカもいるそうです えっ?そんな種類のメダカがいるのかって?それ...
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Jun 05, 2014生物学者列伝動物系統分類学研究者・内田亨先生 ひたすらに生き物の美しさと向き合って系統分類学とは、生物の多様性を認識し、多様性を持つに至った過程を明らかにする学問である。生物のグループを認識して他と区別し、ある規則にしたがって名前をつけ、それらグループ間の系統関係に基づいた体系を構築する。生物学の基本...