Event
Geometry Colloquium: ラックとカンドルの2次有界コホモロジーの無限次元性について (青木 雅允)
Event Date: Jan 09, 2026
Time: 16:30-17:30
Place:Faculty of Science Building #3, Room 204
Speaker:青木 雅允(北海道大学)
Title:ラックとカンドルの2次有界コホモロジーの無限次元性について
Abstract:ラックとカンドルは結び目理論に由来する代数系で、群などと同様にコホモロジーを考えることができる。2024年にKędraによってラックとカンドルの有界コホモロジーが導入された。群の有界コホモロジーでは、いくつかの群で2次有界コホモロジーが無限次元になるという結果が知られている。そのうちのひとつである群の自由積での無限次元性の類似として、ラックやカンドルの自由積でも2次有界コホモロジーが無限次元になるという結果について紹介する。