研究者情報

佐藤 勇太

特任助教

SATO Yuta

エピジェネティックマークの"消しゴム"探し

化学部門 有機・生命化学分野

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研究テーマ

Epigenetic Eraserによるクロマチン制御メカニズムとその普遍性

研究分野細胞生物学, 分子生物学, エピジェネティクス, バイオイメージング
キーワードヘテロクロマチン, エピジェネティクス, 細胞形態, 細胞運動

研究紹介

細胞の核内に存在する遺伝子のON/OFFはヒストンタンパク質やDNAの化学修飾によって厳密に制御されています。タンパク質をコードする遺伝子領域のみならず、ペリセントロメアヘテロクロマチンなどのクロマチン高次構造の維持にも、これらの修飾は重要な役割を果たしていることが分かってきました。我々はヒストンに付加されたメチル基を除去する"Epigenetic Eraser=消しゴム"に注目しています。これまでは分裂酵母を用いた研究を進めてきましたが、これからは哺乳類培養細胞にまで視野を広げ、イメージング技術を駆使しながらヘテロクロマチン構造を制御する因子の探索・解析を行っていきます。

代表的な研究業績

Isoform-dependent subcellular localization of LMTK1A and LMTK1B, and their roles in axon outgrowth and spine formation., Wei R., Sugiyama A., Sato Y., Nozumi M., Nishino H., Takahashi M., Saito T., Ando K., Fukuda M., Tomomura M., Igarashi M., and Hisanaga SI., J. Biochem., 2020, 168 (1) 23-32
Nonmuscle myosin IIA and IIB differently suppress microtubule growth to stabilize cell morphology., Sato Y., Kamijo K., Tsutsumi M., Murakami Y. and Takahashi M., J. Biochem., 2020, 167 (1), 25-39.
Semi-retentive cytoskeletal fractionation (SERCYF): A novel method for the biochemical analysis of the organization of microtubule and actin cytoskeleton networks. S,ato Y., Murakami Y. and Takahashi M. Biochem. Biophys. Res. Commun., 2017, 488, 614–620.
学位博士(理学)
自己紹介

札幌で生まれ、札幌で育ちました。2008年から2019年まで北大に通い、1年間新潟大学の医学部で神経細胞を扱ったのち、また北大に戻ってきました。ずっと細胞骨格を扱ってきましたが、現在はエピジェネティクスという、まったく違う分野に足を踏み入れています。コーヒーが好きだがカフェインに弱い(頭痛)、トウガラシが好きだがお腹を壊す。猫派。

学歴・職歴2012年  北海道大学 理学部 化学科卒業
2014年  北海道大学 大学院総合化学院 修士課程修了
2019年  北海道大学 大学院総合化学院 博士後期課程修了
2019年  新潟大学 医学部 神経生化学 特任助教
2020年- 現職
所属学会日本細胞生物学会, 日本生化学会
居室理学部7号館 7-206号室
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所属・担当