研究者情報

東田 皓介

特任助教

HIGASHIDA Kosuke

機能性触媒をデザインし新反応を探求する

化学部門 有機・生命化学分野

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研究テーマ

有機金属錯体による高活性を有する新規均一系触媒の開発

研究分野有機金属化学, 有機化学
キーワード均一系触媒, 有機金属錯体, 不斉反応

研究紹介

優れた触媒の開発は、効率的かつ直接的な物質変換を可能とするため、環境問題や資源枯渇の観点から省エネルギー・高原子効率が要求される近年の有機合成化学において重要な研究テーマになっています。特に遷移金属を内包する触媒はその高い活性と、触媒なしでは実現できない特異な反応を可能とすることから非常に興味深い研究テーマです。私は、これらの触媒の更なる発展を企図し、機能性に優れた触媒分子を新規設計し反応機構を明らかとすることで、これまでになかった有機反応の実現に取り組んでいます。

代表的な研究業績

Monohydride‐dichloro Rhodium(III) Complexes with Chiral Diphosphine Ligands as Catalysts for Asymmetric Hydrogenation of Olefinic Substrates, Higashida, K.; Brüning, F.; Tsujimoto, N.; Higashihara, K.; Nagae, H.; Togni, A.; Mashima, K., Chem. Eur. J. 2020.
Iridium-catalyzed Asymmetric Hydrogenation of Tosylamido-Substituted Pyrazines for Constructing Chiral Tetrahydropyrazines with an Amidine Skelton, Higashida, K.; Nagae, H.; Mashima, K., Adv. Synth. Catal. 2016, 358, 3949-3954.
E-Selective Semi-hydrogenation of Alkynes with Dinuclear Iridium Complexes under Atmospheric Pressure of Hydrogen, Higashida, K.; Mashima, K., Chem. Lett. 2016, 45, 866-868.
Enhancing Effects of Salt Formation on Catalytic Activity and Enantioselectivity for Asymmetric Hydrogenation of Isoquinolinium Salts by Dinuclear Halide-Bridged Iridium Complexes Bearing Chiral Diphosphine Ligands, Kita, K.; Yamaji, K.; Higashida, K.; Kandula, S.; Iimuro, A.; Mashima, K., Chem. Eur. J. 2015, 21, 1915-1927.
学位博士(理学)
自己紹介

奈良出身です。これまでに、後周期遷移金属を用いた不斉反応の開発と、その反応機構の解明に携わってきました。趣味はスポーツ全般で、球技大会等のイベントを心待ちにしています。

学歴・職歴2014年 大阪大学基礎工学部 卒業
2016年 大阪大学大学院基礎工学研究科 博士前期課程 卒業
2019年 大阪大学大学院基礎工学研究科 博士後期課程 卒業
2019年- 現職
所属学会日本化学会, 有機合成化学協会
プロジェクト文部科学省世界トップレベル研究拠点プログラム 「化学反応創成研究拠点」
居室創成科学研究棟 05-116